2016年度 第4回目の食事会
夏の疲れや季節の変わり目で、体調を崩されていませんか?
先日、食事会を行いました。
今回の主食は、『鶏肉とごぼうの炊き込みごはん』でした。
ゴボウは笹がきにし、噛み応えアップで早食い防止に。
ゴボウや粉山椒の香りが加わって、薄味でも美味しく食べられます。
食事会で、皆さんがどの料理から食べ始めるか、しばし、ウォッチング。
最初に、ごはんを食べる方。
お汁、野菜料理から先に食べる方。
特に気にせず、食べたいものから食べる方・・・色々なパターンがありました。
野菜をごはんより先に食べると、食物繊維の働きによって、小腸で糖の吸収が穏やかになり、
血糖値の急上昇が抑えられることは、ご存知の方が多いと思います。
さらに、ごはんの前に肉や魚を食べると、胃の運動が緩やかになり、
食後の血糖値上昇を抑えられることもわかっています。
つまり、同じメニューであっても
最初に野菜 ⇒ 次に肉や魚 ⇒ 最後にごはん
という順番に食べれば、より効果的に食後の血糖値の急上昇を抑えられるということになります。
食べる順番を意識されていない方。
今日の食事から、食べる順番を意識して食後血糖値の急上昇を改善したいですね!
“ベジファースト”を合言葉に、周りの人も巻き込みましょう♪
※ベジファースト・・・ベジタブルファーストの略。最初に野菜を食べる食事法のこと。
手つかずの自然
2016年度 第3回目の食事会
こんにちは。
梅雨明けし、毎日暑い日が続きますね。
体調を崩されていませんか?
本日、食事会を行いました。
メニューは、昨年好評だった「そば」です。
御存知の方もいらっしゃると思いますが、めん類を単品で食べると、
ついつい早食いになったり、炭水化物のみの食事になるので、
食後血糖値の急上昇につながります。
そこで、めん類単品にならないように、
夏野菜を一緒につけつゆに入れて食べることをお勧めしました。
また、野菜料理を1品付け合わせること、
たんぱく質食品(肉、魚、卵など)を組み合わせることをお勧めしました。
(たんぱく質食品を組み合わせることで腹持ちがよくなります。)
(写真は、きゅうりの酢の物)
暑い中、参加して下さった方、ありがとうございました。
2016年度 第2回目の食事会
こんにちは。
本日、食事会を行いました。
長芋を細くそうめん状に切った、「長芋そうめん」。
食物繊維の多いオクラを取り入れ、噛み応えアップ、ボリュームアップの
「アスパラとオクラのごはん」。
よく噛むことで早食い防止、満腹感が得られやすくなることを願って・・・。
今回は、食後血糖値を上げにくくする工夫をお伝えしました。
・食物繊維の多い食品を取り入れる
・酢の利用
(酢は食物を胃から小腸に送り出す時間を遅くする働きがあるため、消化が遅くなる。
その結果、血糖値の上昇を抑えると言われている。)
・野菜→主菜(肉・魚・卵・大豆製品)→主食(糖質の多い食品)の順番に食べる
・主食(ごはん、パン、めん類)のみの食事は糖質に偏り、食後高血糖を招くので避け、
主菜と副菜(野菜類)を組み合わせる
日々の小さな積み重ねですね。
できることから始めて、習慣にしていきましょう。