高血圧管理・治療ガイドライン2025~全年齢層で130/80未満を目標~
2025年11月07日
日本高血圧学会は2019年以来の改訂となる「高血圧管理・治療ガイドライン2025」を発表しました。
主な改訂の要点は、①合併症のさらなるリスク軽減を目的に、年齢や基礎疾患によらず、診察室の降圧目標を130/80mmHg未満に設定(図1)、

②薬剤選択に関しては、第1選択(G1)降圧薬を長時間作用型Ca拮抗薬、RA系抑制薬、少量サイアザイド利尿薬、β遮断薬のいずれかとして、第2選択(G2)に臓器保護効果があるARNIやMRA、さらに、日本人の塩分摂取量を考慮して、第3選択までにサイアザイド系利尿薬を原則必須、としました(図2)。

③糖尿病に関しては、尿蛋白陽性の場合のみ、第1選択薬をRA系抑制薬に設定(図3)という、この3点です。

現在の日本の高血圧の現状に合わせた、かつ非常にシンプルな内容になったと言えます。