栗
「栗拾いに行きます」
「頂き物の栗がいっぱいあるけど、糖分が多いので遠慮しながら食べないとね」
と、お話してくださる患者さん。
「栗ご飯を作りたいけど、ごはんの量を減らしたほうがいいですか?」
という質問も。
今回のテーマは、『 栗 』 。
栗ごはん、栗の渋皮煮など、どのような食べ方がお好きですか?
栗は、炭水化物(糖質)が多い食品です。
穀物(ごはん・パン・めん)、いも、炭水化物の多い野菜(かぼちゃ・とうもろこし・れんこんなど)、
豆(大豆を除く)と同じように、でんぷんが多く含まれます。
※でんぷんは消化酵素によって、100%ブドウ糖に分解されるため、血糖値を上げます。
栗の1単位(80kcal)あたりの量は、
● くり50g(中くらい4個。大きめだと3個) / 糖質16.4g
● 甘ぐり40g(4~7個) / 糖質16.0g
となります。
お砂糖不使用の甘ぐりでも、十分甘いですよね。
甘ぐり、焼き芋など、焼くと糖分が増すようです。
ちなみに、
●ごはん50g(市販の三角おにぎり約半分) / 糖質18.4g
●さつま芋60g(卵くらいの大きさ1個) / 糖質17.5g
●じゃが芋110g(中1個) / 糖質18.0g
がそれぞれ1単位(80kcal)です。
栗ごはんにすると、ついついごはんが進む方もいらっしゃるかもしれませんね。
食べ過ぎたときは、散歩に出かけましょう!!!